【2025年最新版】日本円からマレーシアリンギットへの両替ガイド|お得な方法と注意点

はじめに|マレーシアでの両替の基本情報

リンギット(MYR)の基本情報

マレーシアの通貨は「リンギット(MYR)」です。リンギットは日本円と交換する際に、100リンギットは「MYR100」や「RM100」と表記されます。マレーシア国内で広く使われている通貨ですので、現地に到着したらいくらかは両替しましょう。

現金 vs キャッシュレス|どれくらい両替するべき?

マレーシアでは、屋台やマーケットなどの屋外の場所では現金支払いが主流ですが、ショッピングモールやタクシー(Grab)などではクレジットカードやデビットカードの利用が可能です。大まかなイメージとしては、屋根のある建物ではカード決済が使えることが多く、屋外の場所では現金支払いが一般的です。

私はマレーシアに4週間の語学留学をしており、現金とクレジットカードの利用比率はおおよそ1:4です。屋台やマーケットでは現金を使うことが多いですが、ショッピングモールや大きな店舗ではクレジットカードでの支払いができ、比較的便利です。特に屋台やマーケットでは、物価がかなり安く、少額の現金で済むため、大きな金額を両替する必要はありません。

また、ベトナムやタイではコンビニでのクレカ決済は約1000円を超えないと受け付けてくれないことがありますが、マレーシアでは100円程度の少額でもカードで決済することが可能です。

ただ、私はアパート入居時のデポジットとしてRM2400を預ける必要があったので「何としても安く両替したい!」と思い、羽田空港、クアラルンプール国際空港、市街地の両替所を比較してみたのでぜひ参考にしてください。

どこで両替するのがベスト?それぞれの比較

結論:マレーシア市街地の両替所が最もお得!

結論から言うと、マレーシア市街地の両替所で両替をするのが一番お得になります!

マレーシアに限らず、基本的にどの国も現地市街地で引き換えるのがレートがいいので、私も最初からそのつもりでいました。そのうえで、私が確認したいくつかの両替所レートを紹介しますね。

羽田空港第3ターミナル保安検査場内の両替所

マレーシアへ出発直前、保安検査場をくぐった先の両替所レートを確認すると、1MYR=39.0677円でした。この時の為替レートが1MYR=33.3558円だったので手数料は17%という計算になります。

✅現地での滞在時間が少ない
✅英語に不安があるので、日本語が伝わる安全な環境で両替をしておきたい

このような場合にはお勧めかもしれませんが、基本的に日本の空港での両替は損する結果になるでしょう。

クアラルンプール国際空港の両替事情(預け荷物受取所)

私はエアアジアを使って、クアラルンプール国際空港第2ターミナルに到着しました。
長い通路をあるいた先、預け荷物を受け取る場所にはコンビニと並んで両替所がありました。

ここでは日本円が100unit/we buy 2.6925と表記されていました。
これは、「100円を2.6925MYRで買い取る」という意味になります。1MYR=37.1402円となり、両替の手数料は11%となります。
日本の空港よりやや良くなったものの、クレジットカードでの海外決済手数料が一般的に5%前後であることを踏まえると損した気持ちになりますね。

✅預け荷物を受け取る時間を有効活用したい
✅街に出るまでに現金がないと不安がある

このような場合にはお勧めできますが、海外決済ができるクレジットカードを持っているのなら両替はまだ我慢しましょう。
筆者も荷物が出てくるまでに30分ほど待ったので、この間に変えてしまおうかと悩みましたが堪えました!

市内の両替所(KL Sentral)

私はコンドミニアムまでに、空港から⑥ERL KLIA Ekspres に乗り、KL sentral(map中心の駅)で乗り換えがありました。

市内まで電車で行く場合は多くの人がKL Sentralで乗り換えすることになるのではないでしょうか?
名前の通り東京でいう東京駅、大阪でいう大阪駅のような中心部ですね。

KL sentralの改札を抜けて直結になっている大きなショッピングモール(NU Sentral)、ドンキがあることに驚きながら吹き抜けを下まで下がる(LG階)とGMT currency exchangeが見つかります。

ここのレートは100円=2.880MYRでした。
1MYR=34.722円となり、手数料は4%までに下がりました。
ここで両替すれば、決済手数料5%のクレジットカードよりもお得になりますね。

ここの両替所は日本のブログでよく紹介されているからか、ドンキが近くにあるからか、日本人が3組ほど並んでいました。
ニイハオとしか声かけられないマレーシアの中で少し安心感を感じた瞬間でした(笑)
筆者はここで両替をしたのですが、もっとお得な両替所を発見することに・・・

市内の両替所(KLCC)

KLCCはマレーシアと聞いて想像するペトロナツインタワーや大きなショッピングモールがある街です。私の通う語学学校もここにありました。

KLCCの改札を出て直結しているショッピングモールAvenue KにあるGMT currency exchangeでは1000円を29.10MYRで買い取ってくれるとのこと。
1MYR=34.364円となり、手数料は3%までに下がります。

ここで両替すればよかった、、、と後悔しました。
同じチェーン店でも場所によってやや手数料が違うようです。

まとめ:10万円を両替したらどれくらい差がでる?

筆者はコンドミニアムのデポジットを支払うため、RM2400が現金で必要ということもあり10万円を両替しました。
下の表では3つのポイントで各両替所のレートを比較しています。
・10万円を両替したときにゲットできるマレーシアリンギット
・為替レートで日本円換算したときの価格
・為替レートを元にした両替手数料

両替場所10万円を両替したら為替レートで円に換算手数料 (%)
羽田空港2559.66 MYR85,379円17.12%
クアラルンプール国際空港2692.50 MYR89,810 円11.35%
KL Sentral
(NU Sentral内のGMT)
2880.02 MYR96,065 円4.10%
KLCC
(Avenue K内のGMT)
2910.02 MYR97,066 円3.02%

表で比較すると市内両替所のレートの良さは圧倒的ですね!
もし私が羽田空港で両替してたとき、約1万3000円も損をしていたと思うとぞっとします。

私は手数料の安いWiseカードを利用しているので、必須な時のみ現金で支払いをしています。
今思うと手持ちの現金が少し多くなってしまったので、ここまで必要なかったなと後悔しています。
旅行なのか留学/滞在なのか、留学の中でも現金でまとまった支払いがあるかないかで両替の額は変わってきます。
ぜひ自分に合った両替の額を見極めてくださいね!

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