はじめに|夕方から楽しめる!クアラルンプール5時間観光プラン
「クアラルンプールに着いたけど、観光する時間があまりない…」
この記事ではそんな方にぴったりの5時間で回れるクアラルンプール観光ルートをご紹介します!
このプランは、クアラルンプールに住む現地の友人が実際に案内してくれたコース。夕方からのスタートなので、日中の暑さを避けつつ、ナイトマーケットや夜景を楽しめるのがポイントです。
また、ムルデカ広場やセントラルマーケットといった歴史的なスポット、ラマダン夜市でのローカルフード体験、ツインタワーのライトアップ鑑賞など、クアラルンプールの魅力をギュッと凝縮!
ただし、かなり歩くので、歩きやすい靴での観光がおすすめです。
「クアラルンプールの夜を満喫したい」「短時間で効率よく観光したい」そんな方は、ぜひこのルートを参考にしてみてください!
- 1. 集合:マスジッド・ジャメ/Masjid Jamek駅(17:30)
- 2. ムルデカ広場で歴史を感じる(17:45)
- 3. セントラルマーケット(Pasar Seni)散策(18:00)
- 4. Pasar Seni駅からカンポン・バル/Kampung Baru駅へ移動(18:40)
- 5. ラマダン夜市/Bazar Ramadan Kampong Bharuで夜ごはんを調達(19:00)
- 6. カンポン・バル/Kampung Baru駅のベンチで夕食(19:25)
- 7. Saloma Bridgeを渡ってツインタワーへ(20:00)
- 8. ツインタワー地下通路を通ってBukit Bintangへ(21:00)
- 9. モノレールで帰路へ(22:00)
1. 集合:マスジッド・ジャメ/Masjid Jamek駅(17:30)
最初の集合場所はマスジッド・ジャメ駅。赤い路線のLRTの駅で着くと、出口が多く迷います。
おすすめは手前のエスカレーターを上りまっすぐの出口。

そのままクラン川を右手に歩くと、駅名でもあるマスジッド・ジャメという歴史あるモスクの外観を楽しめます。

この駅からは、ペタリンストリート(Petaling Street)という中華街や少し歩くと日本人がなじみあるSOGOデパートもあったりしますが時間の関係で割愛させてください!
2. ムルデカ広場で歴史を感じる(17:45)
ここはイギリス支配下にあったマラヤ植民地時代の終わりを記念する歴史ある広場。
イギリスの国旗に代わって、1957年の8月31日にマレーシアの国旗が掲げられました。今もマレーシアの独立を祝う行事やパレードが催されています。
広場では観光客だけでなく、シャボン玉で遊ぶ子供たちやピクニックをする若者の様子が観られました。サッカーの公式戦ができそうなくらい広いこの広場では、かつてクリケットの試合が行われていたそうです。


近くにはインスタ映えスポット「I Love KL」のオブジェがあります。
このオブジェは最近50mほど場所が移動したらしく、Google Mapのポイントよりもやや奥まった場所にあるので注意してくださいね。

3. セントラルマーケット(Pasar Seni)散策(18:00)
現在は観光客向けの屋内マーケットですが、かつては野菜や米など生活必需品を扱う市場だったそうです。2階にはたくさんの飲食店があるので、マレーシアグルメをリサーチするのにもいいですね👀
「Pasar」はマレー語で「市場」の意味。マレーシア土産で有名ななまこ石鹸や、かわいいポストカード、たくさんの雑貨が売られています。お土産はぜひここでゲットしましょう!


4. Pasar Seni駅からカンポン・バル/Kampung Baru駅へ移動(18:40)
LRTに乗り、次の目的地カンポン・バルのラマダン夜市へ!ラマダンの期間に開催される夜市が目的地ですが、ラマダン以外の期間にもカンポンバルのあたりは現地の人々が集う飲食店がたくさんあるのでおすすめです。
日曜日のPasar Seni駅はさすが観光地というだけあって満員電車でした。ラマダン夜市のあるカンポン・バル駅へ3駅8分ほどで到着します。
5. ラマダン夜市/Bazar Ramadan Kampong Bharuで夜ごはんを調達(19:00)
駅を降りて右手に進み、マンションのある通りを抜けていくと、周囲にはたくさんの飲食店が並び、BBQの香ばしい匂いが漂います。
既に食べ始めているムスリムの家族たちの様子が見られる物の、まだ日が出ているため厳密にはアウト。
マレーシアの日の入りは19時25分と遅く、緯度の高いロシアや他国に比べると不利だそう。
ムスリムの友人もこの時間には歯を食いしばっていました。。。。
さらにその先を進んでモスクに近づくと、ようやくラマダン夜市を発見!
日本の夏祭りのようにたくさんの出店と人で賑わっています。

- Roti John(ロティ・ジョン):マレーシアのサンドイッチ
- マンゴージュース
- 小さなケーキ
筆者は友人におすすめされるがままこの3点を購入。
夜市の近くにあるモスクでは、多くの人が列になって座っています。日没と同時にお祈りをして、その後食事を食べ始めるそうです。
6. カンポン・バル/Kampung Baru駅のベンチで夕食(19:25)
ちょうどこのタイミングで日没!
ラマダン中の友人はようやく水を飲むことができ、まるでマラソンのゴールのような感動的な瞬間でした。
さらに、日没の時間にはツインタワーのライトアップが始まり、美しい夜景が広がります。
この駅周辺には芝生もあり、KLの夜景が眺められることからデートスポットなんだとか。
私たちが夜ご飯を食べ始めると、他にも多くの人たちが夜市の品を持ち寄って集まっていました。
7. Saloma Bridgeを渡ってツインタワーへ(20:00)
おなかを満たした後は、歩いてツインタワーへ。
向かう途中に渡ることになる「Saloma Bridge」という歩道橋は絶好のフォトスポット。
観光客や修学旅行生で賑わっており、カメラマンがいい照明を使って撮影サービスをしてくれることも!1回10リンギット(約330円)ほどなので、意外とおすすめできます(笑)
この歩道橋の脇にはイスラム教徒の墓地があります。日本とは全く違ったお墓の様子、ぜひ覗いてみてくださいね。高層ビルと対比された静かで厳かな様子にも驚かされます。
8. ツインタワー地下通路を通ってBukit Bintangへ(21:00)
ツインタワーのショッピングモール地下階をどんどん進み、KLCC水族館の脇を通過して外に抜けると、スカイウォークがあります。

地図上は遠いですが、快適にBukit Bintangまで移動できます。夜21時を過ぎてもショッピングモールは営業中。無印良品でセール中のおかずを購入!
友人曰く、Bukit Bintangは「クアラルンプールの渋谷」。スクランブル交差点のような大きな交差点があり、多くの人でにぎわっていました。
9. モノレールで帰路へ(22:00)
始めてのモノレール。LRTと同じ機械で切符を買うか、RapidKLでタッチをして改札を通ります。
改札内でホームを跨げるようになっているので、どちらの改札を通っても大丈夫ですよ。
車内はポップで、上野動物園に幼いころあったモノレールを思い出しました。
そのあと、KL Sentral駅ででモノレールからLRTに乗り換えました。案内があるため移動はスムーズで、徒歩3分ほど。快適に帰路につくことができました。


まとめ
この5時間観光コースでは、以下のポイントを中心に回りました。
短時間でクアラルンプールを満喫したい方におすすめのコースです。ぜひ参考にしてみてください!
- Masjid Jamek駅
- ムルデカ広場(「I Love KL」オブジェ&イギリス植民地時代の建築)
- セントラルマーケット(Pasar Seni)(お土産&観光向けマーケット)
- Kampung Baru駅周辺(地元の飲食店が並ぶエリア)
- ラマダン夜市(Bazar Ramadan Kampong Bharu)
- Kampung Baru駅のベンチ(夕食&ツインタワーのライトアップ鑑賞)
- Saloma Bridge(ツインタワーのフォトスポット)
- ペトロナス・ツインタワー(クアラルンプールのシンボル)
- Bukit Bintang(ショッピング&ナイトライフ、クアラルンプールの渋谷)
- KL Sentral駅(モノレール&LRTの乗り換えポイント)
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