最近、高騰して話題になっている「金」。その華やかな見た目だけでなく、資産や投資としても多くの注目を集めています。
実は、台湾、シンガポール、ドバイでは金を購入する際に消費税がかからないことをご存じですか?
今回、たまたまシンガポールに旅行する予定があったため、記念に金を購入してきました。しかし、シンガポールで金を購入した人の記事がほとんど見当たらなかったため、私が下調べした情報や実際の購入手順・感想をこの記事にまとめています。
おそらくこのブログに辿りついたあなたは金の購入を検討中でしょう。ぜひ参考にしてください!
資産目的で金を買うなら「金塊専門店」へ
シンガポールで購入できる金にはざっくり「ジュエリー」と「金塊」の2種類があります。
成金でもない私に金のアクセサリーはとても似合わないので、今回は金塊(カードタイプ)を購入しました。
この際に間違えてはいけないのがお店選びです。”How to buy gold in singapore”と検索すると、ジュエリーの購入を前提とするサイトと金塊の購入を前提とするサイトの2種類が出てきました。
資産目的なら、bullion shop(金塊専門店)で購入するのが基本です。また、将来的に売却を考えているなら、レシートや書類をしっかり保管することもお忘れなく!
海外版知恵袋QuoraやGoogleマップの口コミを頼りに有名なお店をいくつかピックアップしました。
おすすめの店舗 | 購入できるもの | 特徴 |
---|---|---|
Bullion Star | 金塊 | シンガポールで最も有名で信頼性が高い。ショーケースの商品を見ながら金や銀を購入可能。 |
Silver Bullion | 金塊 | ミレニア・ウォーク内にあるお店。Bullion Star同様に顧客が多く信頼性があり、口コミ評価も高い。 |
Indigo Precious Metals | 金塊 | チャイナタウンにあるお店。初心者にもおすすめとGoogleの口コミで高評価あり。 |
Mustafa(ショッピングモール) | ジュエリー | Little Indiaにある巨大デパート。自社経営のためテナント料がなく手数料が比較的安いと言われている。 |
金を買う手順は意外と簡単
私はいちばん口コミが多く、アクセスのよい場所にあるBullion Starを訪問しました。来店から購入までの手順は以下の通りです。
- 入口で整理券を取得
- 各ショーケースで金や銀の商品を確認
- QRコードをスマホで読み取り、商品情報/レートを確認
- 番号が呼ばれたらカウンターへ
- 購入したい商品をスマホで見せ、カウンターで購入
金曜日の15時頃と土曜日の12時頃に訪れましたが、どちらも8組ほどの待ち時間で約30分程度でした。平日の空いている時間帯を狙えば、さらにスムーズに対応してもらえるでしょう。店員さんもフレンドリーで初めての方でも安心です。
また、購入時には名前・電話番号・住所を付箋に記入し、それを写す形で領収書に転記してもらいました。必要かと思っていたパスポートの提示は不要でした。
購入時・購入後に気を付けたいポイント10選✅
- 訪問時間
- 平日の空いている時間がベスト。週末は混雑しやすく、待ち時間が長くなる可能性あり。
- 営業時間を事前に確認し、開店直後を狙うのも◎。
- Googleマップの口コミ確認&イメトレ
- 店内の雰囲気、待ち時間、スタッフの対応などを事前に把握しておくと安心。
- 実際の購入までの流れをシミュレーションしておくとスムーズ。
- 金にまつわる英単語のインプット
- purity(純度)やbullion(金塊)などの用語を理解しておくと、店員とのコミュニケーションが楽に。
- 購入時の確認事項や、商品説明を英語で質問できるように準備。
- 支払い方法の選択(現金 or クレカ)
- クレジットカードは手数料がかかる場合があるため、事前に確認しておくか、レートの良い両替所で現金を用意するのがお得。
- ただし、現金は盗難リスクもあるため、分散して持ち歩くなどの工夫が必要。
- レシートや証明書の保管
- 将来的に売却する際、購入証明書(レシートやインボイス)は絶対に保管。
- 証明書がないと信頼性が下がり、売却時に不利になる可能性あり。
- 純度・品質の確認
- 純度やジュエリーの場合は鋳造の質をしっかり確認。
- 表面の傷や色味、厚みなどを目視でチェックするのも大切。
- 手数料や隠れコストに注意
- 一部の店舗では金価格に加えて手数料が上乗せされることがある。
- 特にジュエリーショップは加工代やブランド料が含まれるため割高に。
- 購入後の保管場所
- 購入した金はすぐにホテルに持ち帰り金庫にしまっておく。
- 盗難リスクを考えて、スーツケース内で現金やカードとの分散配置を検討する。
- 輸出入に関する規制の確認
- 日本へ持ち帰る際、20万円相当以上の品物を輸入する場合は超えた分が課税対象。
- また、携帯品・別送品申告書の「金地金または金製品」にチェックをつける必要あり。
- デザイン性より実用性を優先するか
- 純金に近い金塊の方が資産性が高くお得。
- コインなどのデザイン性が高い商品は割高になりがち。
まとめ
シンガポールでの金購入は、消費税がかからず治安も良いため、初心者にも安心です。
私は旅行の記念として今年の干支がついたカードタイプの金を購入しました。
支払いはクレジットカードでも可能でしたが、たまたまレートの良い両替所に出会えたので、現金で購入しました。
これからシンガポールで金を購入しようと考えている方にとって、この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。ぜひ、今回ご紹介したポイントを押さえ、安全でお得な金購入&シンガポール旅行を楽しんでください!
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